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地震の予知・予言

地震の予知・予言

 

カルデラ噴火は東海大地震より恐怖かもしれない

最近、各地の噴火のニュースを見るようになって、
「日本の火山は活発な時期に突入したのかもしれない」
と思うことも多くなった。

学者によれば、統計的に見て特に活発な時期とは言えず、御嶽山の噴火から我々がやや神経過敏になっているために「噴火が多い」と認識しているとのこと。

確かに、観光産業などの被害はあるものの、噴火による被害は最小限にすることはできそうだ。

と、思っていた。

しかし、もしかしたら、そういう次元ではない事実を知ってしまった。

正直、この件に関しては知らなかった方が良かったと思うくらいである。

なお、都市伝説の類ではなく、史実と科学的データに基づいているものである。

初めに伝えておきます。今からの話を聞いてビビる必要も何か準備をする必要もありません。

なぜなら、「地球規模」の時間感覚であり、我々が生きている間に起こらない可能性は高いです。
また、もし、起こったとしても・・・どうにもならないと思われます。


あのマンガの“落ち”は尻つぼみではなかった?



20世紀最後に放たれた、恐怖の大巨編「世紀末サバイバル」!! 修学旅行帰りの新幹線は、突然のトンネル落盤事故によってすべての光を失った……!! 闇につつまれ、血みどろになった凄惨な“墓所”。生存者はテル、アコ、ノブオ、3名のみ。ほか全員、即死……。酸素も食料も出口すらも断たれた少年たちは、次第に壊れゆく「心」と闘いながら、動きはじめる。たったひとつの“希望”――「東京に、家族のもとに帰ること」を、生き延びるための支えとして……!!!!

ドラゴンヘッドを読んだ人の中では、あのラストに対して腑に落ちない人もいるかもしれません。

しかし、本当にあのようなことが起きたとしたら、実はかなりリアルなストーリーだったと言わざるを得ません。


国家に大打撃を及ぼしてきたカルデラ噴火

カルデラとは、ポルトガル語で「大きな鍋」の意。

火山が噴火すると、地表の一部が吹き飛ばされたり、広い範囲で地表が陥没したりするケースがあります。この火山の中心地域に位置するくぼ地がカルデラもしくは火口です。

両者は便宜的に大きさで区分され、直径2km以上はカルデラ、それ以下は火口と呼ばれます。

地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる。

このような噴火は大規模なカルデラの形成を伴うことからカルデラ破局噴火と呼ぶ場合もありますが、多くの場合は破局噴火(はきょくふんか 英語: ultra plinian)と呼ばれ、そのような噴火をする超巨大火山をスーパーボルケーノとも呼ぶようです。


日本で大規模な火山の噴火と言えば、富士山の噴火を思い浮かべますが、まったく違います。

9万年前の阿蘇山で起きた噴火ではは、富士山宝永噴火の1,000回分のマグマが放出されたと言われています。

http://www.nhk.or.jp/sonae/column/pic/20130314_01.jpg
出典:www.nhk.or.jp

九州のカルデラを代表する阿蘇山では、30万年前から9万年前までの間に、4回も巨大なカルデラ噴火が発生しています。特に、9万年前の噴火は阿蘇4噴火と呼ばれ、わが国のカルデラ噴火としては最大級のものです。
(出典:NHK そなえる防災|コラム|カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか?)

この図から分かるように、阿蘇山の4回目の噴火で放出された火山灰は日本列島を覆っています。

現代都市への破局噴火リスクの評価」では、
いまから7300年前に九州・屋久島近くの海中で起こった鬼界カルデラ噴火(アカホヤ噴火)は,南九州の縄文文化に深刻な打撃を与えた.この噴火が大隈半島南半部の地層中に残した火砕流堆積物の上からも下からも縄文土器が多数出土するが,その形式は大きく異なる.土器形式の違いは文化の違いすなわちひと社会の違いを意味するから,火砕流に覆われた地域の縄文文化が一度完全に滅び,その後しばらくして別の文化をもった縄文人がその地に入植したと解釈できる.

と説明されている。


日本にはどれくらいカルデラがある?

http://dil.bosai.go.jp/workshop/02kouza_jirei/s18kasairyu/caldera.jpg
(引用:http://dil.bosai.go.jp/workshop/02kouza_jirei/s18kasairyu/f6caldera.htm


阿蘇カルデラ

いま阿蘇4噴火と同じ噴火が起こると、鹿児島県を除く九州全県と山口県の人口1100万人が数時間で犠牲になります。火砕流に飲み込まれた地域の住民はひとり残らず灼熱の風に焼かれるか、厚い砂礫の下に埋まります。地域住民全員が等しく犠牲になるカルデラ破局噴火災害は、地域住民のふつう数パーセント以下だけが犠牲になる地震災害とまったく異なる性質をもちます。
(出典:ゑれきてる~日本の火山 新しい火山観をめざして)

阿蘇山の噴火口

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